コラム

LINEの予約送信について調べているあなたへ。こんな経験はありませんか。
実はLINEの個人アカウントには、メッセージを指定日時に自動送信する標準機能は搭載されていません。ただし、iPhoneのショートカットアプリやLINE公式アカウントを使うことで、同様の運用を実現できます。
この記事では、iPhoneとAndroidそれぞれの方法、よくある失敗パターン、そして件数が増えてきたときの管理ツールへの移行タイミングを整理しました。読み終えると、今夜のうちに予約送信を設定する方法がわかるはずです。
記事のポイントは以下の通りです。
予約送信の手動管理に限界を感じ始めていないでしょうか。LINEを使った顧客対応を自動化・一元管理できるツール「Lineup」の機能一覧を確認して、自分のサロンや店舗に合うかどうかをチェックしてみてください。
まず見るだけでOK。無料で確認できます。
しつこい営業は一切ありません

2026年現在、個人のLINEアカウントにはメッセージを指定日時に送信する標準機能は搭載されていません。
ただし、次の方法を使うことで予約送信と同等の運用が可能です。
| 方法 | 対応デバイス | 費用 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| iPhoneのショートカットアプリ | iPhone のみ | 無料 | 個人LINEから送信できる |
| LINE公式アカウント(一斉配信予約) | iPhone・Android両対応 | 無料〜 | 友だち全員または絞り込み配信 |
| LINE公式アカウントの個別チャット機能(個別チャット予約) | iPhone・Android両対応 | 無料 | 1対1の会話画面から日時指定 |
iPhoneのショートカットアプリはiOS専用のため、Androidでは使用できません。現実的な選択肢はLINE公式アカウントになります。この点は記事の後半で詳しく解説します。

iPhoneのショートカットアプリを使わない場合、または本格的にビジネス利用を考えている場合、LINE公式アカウントが予約送信の中心的な手段になります。まだ公式アカウントをもっていない方は、ここを読んでおくと開設の流れがわかりやすくなります。
LINE公式アカウントは、企業や法人だけのものではありません。個人事業主・フリーランス・個人サロンでも、追加費用なしで開設できます。
| プラン | 月額費用 | 月間送信通数 |
|---|---|---|
| コミュニケーションプラン | 0円 | 200通まで無料 |
| ライトプラン | 5,000円〜 | 5,000通まで |
| スタンダードプラン | 15,000円〜 | 30,000通まで(追加メッセージ〜3円/通) |
※通数・料金はLINE公式の仕様変更により変わる場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。
月の送信件数が少ない段階であれば、コミュニケーションプランの無料枠で十分に運用できます。
LINE公式アカウントの開設手順3ステップは以下の通りです。
所要時間は10分程度です。審査なしで当日中に開設でき、開設後すぐに予約送信の設定が可能になります。

iPhoneユーザーには2つの選択肢があります。個人LINEアカウントのまま使いたい場合はショートカットアプリ、ビジネス用途で本格運用したい場合はLINE公式アカウントです。
iPhoneには「ショートカット」というApple公式アプリがプリインストールされています。ショートカットアプリのオートメーション機能を使うと、指定した日時に個人LINEアカウントからメッセージを自動送信できます。
相手には通常のメッセージとして届くため、予約送信であることはわかりません。
ショートカットアプリで設定できること、できないことは以下の通りです。
| 項目 | 可否 |
|---|---|
| テキストメッセージの予約 | ○ 可能 |
| LINEスタンプ・絵文字の予約 | × 不可 |
| 画像・動画の予約 | × 不可 |
| 宛先の選択 | △ 連絡先アプリに登録済みの相手/または直近でLINEのやり取りがあった相手のみ |
| グループへの送信 | △ 設定方法による |
iPhoneのショートカットアプリで予約送信を設定する手順をまとめます。
※送信先は「連絡帳」アプリに電話番号が登録されている人のみ選択できます。LINEの友だちを選びたい場合は、事前に1通LINEを送っておく必要があります。
設定後、指定した時刻になるとLINEアプリが自動起動してメッセージを送信します。
注意点は、送信時刻にiPhoneがインターネットに接続されていない場合、送信が実行されないことです。また、LINEアプリをアンインストールしている場合は動作しません。
iPhoneのショートカットで予約送信できないときの対処法は、以下の通りです。
| 症状 | 原因 | 対処法 |
|---|---|---|
| 「LINEにメッセージを送信」が表示されない | LINEアプリやiOSの状態、設定不備 | LINEアプリとiOSを最新化し、オートメーション設定を再確認する。 |
| 指定時刻に送信されない | 通信不良、電源オフ、圏外、ロック状態など | Wi-Fi/モバイル通信、端末の電源、圏内状態を確認する。 |
| 宛先に相手が表示されない | 連絡先アプリに登録されていない | 連絡先に登録し、必要なら事前に一度LINEでやり取りする。 |
一度だけ送信する場合は、自動送信後にそのオートメーションの削除を忘れないようにしましょう。
LINE公式アカウントを開設済みの場合、スマートフォンの管理アプリから直接予約送信を設定できます。こちらの方法は次の見出し「Androidでの手順」で詳しく解説します。

AndroidにはiPhoneのショートカットアプリに相当する機能がありません。そのため、AndroidユーザーがLINEで予約送信を使うには、LINE公式アカウントが現実的な手段です。
「個人LINEで送りたい」という場合でも、LINE公式アカウントを友人・顧客に登録してもらうことで、実質的に予約送信と同等の連絡を届けられます。
LINE公式アカウントのスマホ管理アプリで予約送信する手順は以下の通りです。
設定後、管理画面の「配信リスト」に予約中ステータスで表示されます。送信前であれば内容の編集・キャンセルがいつでも可能です。
iPhoneとAndroidで操作が異なる主なポイントを表にまとめます。
| 比較項目 | iPhone(ショートカット利用) | Android(LINE公式アカウント) |
|---|---|---|
| 送信元の表示 | 個人LINEアカウント名 | 公式アカウント名 |
| 画像・スタンプの送信 | 基本的に不可 | 画像などは可能、スタンプは運用方法による |
| 一括配信 | 不可(1対1のみ) | 可能(全体配信・絞り込み配信) |
| 管理画面での一覧確認 | 不可 | 可能 |
| 費用 | 無料 | 無料〜(プランによる) |
個人としての温度感を大切にしたい場合はiPhoneのショートカットアプリ、管理のしやすさや配信の柔軟性を重視する場合はLINE公式アカウントがおすすめです。
Androidユーザーであれば、最初からLINE公式アカウントを軸に運用を組み立てるのが、手間の少ない進め方です。

2025年9月に追加された比較的新しい機能として、LINE公式アカウントの個別チャット(1対1の会話画面)からも予約送信が設定できるようになりました。
あらかじめ指定した日時にチャットの自動送信ができるようになりました。予約内容の修正や確認、取り消しも可能です。
引用元:【2025年7〜9月】LINE公式アカウントのアップデートまとめ|LINEヤフー for Business(最終閲覧日2026年6月15日)
一斉配信の通数としてカウントされないため、月間の送信枠を消費せずに個別の連絡を届けられる点が特徴です。
個別チャット予約送信の手順は以下の通りです。
予約確認や来店リマインドなど、特定のお客さまへの個別連絡に向いています。

機能を使い始めた初期に起こりやすい、失敗パターンがあります。頻出パターンを先に知っておくことが、使いこなすための近道です。

ショートカットアプリでの設定時に12時間制(AM/PM)と24時間制を混同すると、「翌朝9時のつもりが深夜9時(21時)に送信される」という事態が起きます。
防止策は以下の通りです。
一度でも誤送信してしまったお客さまには、同日中に「送信時刻の設定ミスでした。大変失礼しました」と一言添え、誠実な姿勢を伝えましょう。
LINE公式アカウントの一斉配信は、友だち全員に届きます。個別の顧客に送るつもりで作成したメッセージを、確認不足のまま一斉配信してしまうケースが起きやすいです。
一斉配信は、送信ボタンを押す前の確認が大切です。配信先が「すべての友だち」になっていないかを確認する一手間が、お客さまとの信頼関係を守る防止策になります。
「送ってしまったけど取り消せばいい」と思っていると、対応できないケースがあります。送信前・送信後でできることが異なるため、事前に把握しておきましょう。
送信前(予約時刻を過ぎていない場合)にできることは以下の通りです。
送信後(相手に届いてしまった場合)にできる操作も把握しておきましょう。
送信取消は「なかったこと」にはなりません。誤送信に気づいたら取り消しと同時に、状況を説明する一文を添えることで誠実さを伝えられます。
予約件数が増えてくると、次のような状態が出始めます。
「予約リストがどこにあるか分からない」「送り忘れが怖い」という不安を感じ始めたら、管理ツールへの切り替えを考えるタイミングです。
Lineupの機能ページで、事業の顧客管理に合うかどうか確認してみてください。
個人サロン・スモールビジネスの方に最適
まず見るだけ。登録不要で確認できます

LINEの無料機能で予約送信を始めると、ある時点で「これ以上は手が回らない」と感じる瞬間が来ることがあります。分岐点がどこにあるかを、時間コストの目安とあわせて整理しましょう。
LINE標準機能と専用ツールの機能を表で比較します。
| 機能 | ショートカットアプリ | LINE公式アカウント(無料) | LINE予約ツール(Lineupなど) |
|---|---|---|---|
| 予約送信 | ◎(iPhone限定) | ◎ | ◎ |
| 一斉配信 | × | ◎ | ◎ |
| 送信一覧の管理画面 | × | ◎ | ◎(検索・フィルター対応) |
| 自動リマインド送信 | × | △(応答設定で可能) | ◎ |
| テンプレートの使い回し | × | ◎ | ◎ |
| 複数スタッフでの共有 | × | △ | ◎ |
| 月額費用 | 0円 | 0円〜 | 数千円〜 |
予約送信と一覧管理だけであれば、LINE公式アカウントの無料機能で十分対応できます。自動リマインドやスタッフ共有が必要になったときが、ツール導入を検討するタイミングです。
1件の予約メッセージを手動で管理する際の目安時間を見てみましょう。
| 作業 | 1件あたりの目安時間 |
|---|---|
| メッセージ作成・日時設定 | 約3分 |
| 送信後の確認作業 | 約1分 |
| 変更・キャンセル対応(月5件に1件発生と仮定) | 約1分 |
| 合計 | 約5分(目安) |
仮に自分の時給を2,000円と設定した場合、月50件の手動管理コストは約8,400円相当の時間になります。月額数千円程度のツール費用と比較することで、移行タイミングを冷静に判断する材料になります。あくまで試算の一例であり、実際のコストは個々の状況によって異なります。

「そろそろ限界かな」と感じてからでは、すでに送り忘れや二重送信が起きていることが多いです。次の3つのサインが出始めたら、ツール移行を前向きに検討するタイミングと考えましょう。
3つのうち1つでも当てはまるなら、手動管理のコストはすでにツール費用に近いといえます。移行のタイミングは「困ってから」より「困り始めたとき」のほうが適切です。
予約管理ツール「Lineup」は、LINEを使った顧客コミュニケーションに特化して設計されています。LINE公式アカウントとの違いは主に4点です。
「自動リマインドを仕組み化したい」「スタッフと送信管理を共有したい」と感じているなら、Lineupの機能一覧ページを確認してみてください。どんな自動化ができるか、具体的な機能を詳しく説明しています。
また、Lineupを連携することで、LINE公式アカウントをECのように活用することも可能です。
スマホだけで運用できる設計です
しつこい営業・勧誘は一切ありません

予約送信は「忘れずに送れる」だけでなく、「届くタイミングを設計できる」点に本当の価値があります。個人サロン・スモールビジネスがすぐに取り入れられる3段階のシナリオを紹介します。文例はそのままコピーして使えるようにまとめています。

予約の24時間前にリマインドを送ることで、無断キャンセルを減らす効果が期待できます。「予約していたことを思い出させる」という機能だけで、顧客の行動に影響を与えます。
「楽しみにしている」という一言が、事務的な確認文の要素を薄めます。受け取った側の感情に働きかける点がポイントです。
当日の朝に届くメッセージは、ほかのサロンとの差別化として機能します。「今日、ちゃんと来るのを待っていてくれている」という感情を、文章ひとつで引き出せます。
深夜にこのメッセージを予約設定しておくことで、翌朝の自分は別の作業に集中しながら、お客さまには「朝から丁寧な対応をするサロン」という印象を届けられます。
サービス利用から数日後は、満足度が高いお客様が「また行こうかな」と感じ始めやすいタイミングとされています。このタイミングに一言届くことで、次回予約への心理的なハードルが下がる効果が期待できます。
「また来たい」という気持ちは時間が経つと薄れていくものです。定期的に後押しする仕組みとして自動化しておくことが、手間をかけずに顧客関係を維持するための現実的な手段です。
リマインド・ウェルカム・アフターフォローの3段階を毎回手動で設定するのは、件数が増えるほど現実的ではなくなります。Lineupなら、これらのシナリオを一度組んでおけば自動で運用できます。どんな自動化が設定できるか、機能一覧で確認してみてください。
一度設定すれば自動で動きます
既存のLINE公式アカウントとそのまま連携できます

LINEの予約送信設定中や運用中に出てきやすい疑問をまとめました。疑問を解消して、スムーズに運用できるようにしましょう。
A. 本当です。2026年現在、個人のLINEアカウントには予約送信の標準機能は搭載されていません。iPhoneであればショートカットアプリを使うことで代替できます。Androidは個人LINEでの代替手段がなく、LINE公式アカウントが現実的な選択肢になります。
A. 開設費用・月額費用ともに無料のコミュニケーションプランがあります。月200通までの送信が無料枠に含まれており、個人サロンや小規模店舗であればこの範囲で十分に運用できる場合があります。通数や料金の詳細は、LINEの公式サイトで最新情報をご確認ください。
A. 送信前であれば可能です。ショートカットアプリの場合はオートメーション画面から削除、LINE公式アカウントの場合は管理画面の配信リストからキャンセルできます。送信後一定時間内であれば「送信取消」機能が使えますが、相手側に「取消通知」が表示されます。誤設定に気づいたら、送信時刻前に対処するのが安心です。
A. ショートカットアプリでは1対1のみです。複数の相手に一括で予約送信したい場合は、LINE公式アカウントの一斉配信機能を使うことで対応できます。
A. ショートカットアプリの場合、標準的な失敗通知はありません。重要な予約送信がある日は、送信時刻直後にトーク画面を開いて送信済みの状態を確認することが現実的な対応方法です。LINE公式アカウントの場合、管理画面で配信結果を確認できます。
個人LINEには予約送信の標準機能はありませんが、iPhoneのショートカットアプリかLINE公式アカウントを使えば、すぐに運用を始められます。最初はひとつの予約メッセージから試してみるだけで十分です。
件数が増えてきたタイミングで管理ツールへ移行すれば、手間をかけずに顧客との関係を継続的に育てていけます。「送るだけ」から「届くタイミングを設計する」へ。その一歩が、リピートにつながる接点をつくります。
予約送信の手動管理が増えてきたと感じているなら、次のステップとして管理ツールの導入をおすすめします。Lineupの機能一覧では、どんな自動化が実現できるかを具体的に確認できます。今の運用と比べながら、自分に合うかどうかをチェックしてみてください。
無料で機能を確認できます
しつこい営業・勧誘は一切ありません
LINEの予約送信・顧客対応の自動化に関するご相談ならLineupへ