コラム
LINEで注文フォームを作る方法
公式アカウントの作成・予約機能活用ガイド

「LINE注文フォームを作りたいけれど、何から始めればいいかわからない」
そう感じている方は、少なくありません。
- DMで注文を受けるたびに、聞き忘れや確認ミスが続いている
- Googleフォームを試したが、LINEからの遷移が二度手間に感じる
- 「もっとスムーズに注文を受ける方法があるはず」と思いながら、時間だけが過ぎている
本記事では、LINE注文フォームの作り方を手順ごとに整理します。無料でできる方法から、注文・決済・顧客対応をLINE内で完結させる方法まで、段階的に解説します。読み終えたとき、「自分にはこれが合いそう」という具体的なイメージがもてるはずです。
記事のポイントは以下のとおりです。
- LINE公式アカウントでは、リッチメニューやメッセージ配信を活用して注文フォーム的な機能を利用可能
- 標準機能では決済や在庫管理に対応しておらず、拡張ツールの活用が一般的
- 3ステップで注文フォームを設置できる
- LINE内完結の注文で離脱率を大きく下げられる
- 拡張ツールで注文業務を一気通貫で自動化できる
DMを1件ずつ対応していた時間を、製作や本業に使えるようになると生産性が大きく上がります。仕組みが変わると、毎日の作業量ではなく、仕事そのものへの向き合い方が変わります。
Lineupの機能一覧を見て、自身のサービスに活用できそうか検討してみてはいかがでしょうか。
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LINE注文フォームで業務を効率化できる理由

LINEで注文を受ける仕組みを整えると、日々の対応にかかる時間が変わります。ここでは、なぜLINEが注文受付に向いているのか、そしてフォームがどんな役割を担うのかを整理します。
なぜ今、専用システムではなくLINEなのか
LINEは国内で1億人以上が使うプラットフォームです。お客様に「新しいアプリを入れてください」とお願いする必要がありません。
日本国内のLINEアクティブユーザーは2026年時点で1億人以上と発表されています(LINEヤフー公式データ)。年齢層も幅広く、10代から60代以上まで日常的に使われています。
専用ECサイトを用意すると、次の3つのステップで離脱が起きやすくなります。
- URLを別途伝えなければならない
- お客様がアカウントを新規作成する必要がある
- 初回の操作方法を覚えてもらう手間がかかる
一方、LINEはすでにお客様のスマートフォンに入っています。友だち登録さえしてもらえれば、そのままトーク画面から注文フォームに誘導できます。
また、LINE公式アカウントのメッセージ開封率は、メールマガジン(約10〜30%)に比べて約2〜6倍高い傾向にあり、平均約55%とされています(業界調査より)。
| 比較項目 | LINE公式アカウント | メールマガジン |
|---|---|---|
| 開封率 | 約55%(業界調査) | 10〜30%前後 |
| 既存ユーザー数 | 1億人以上(国内・新規登録不要) | 登録が必要 |
| 導入コスト | 無料〜 | 有料ツールが必要な場合も |
| 注文フォームとの親和性 | 高い(同一アプリ内) | 低い(別サービス経由) |
「すでに使い慣れたツールで注文から連絡まで完結できる」——これが、専用システムより先にLINEの活用を考える理由です。
SNSからLINEへ見込み客を誘導し、予約やリピートにつなげる流れは、公式LINEの集客方法を解説した完全ガイドで詳しく紹介しています。
注文ミスをゼロにする入力機能の役割
フォームで情報を事前に収集することで、往復のやりとりをなくせます。DMで注文を受ける場合、やりとりは次のように進みがちです。
- お客様「〇〇を注文したいです」
- 販売者「ありがとうございます。サイズはどれにしますか?」
- お客様「Mサイズでお願いします」
- 販売者「カラーのご希望はありますか?」
- お客様「ブルーで」
- 販売者「お名前とお届け先住所を教えてください」
1件の注文を確定させるまでに、平均4〜6往復のやりとりが発生します。注文が重なると、どのお客様とどこまで話したかが混乱することもあります。

注文フォームを使うと、必要な情報(サイズ・カラー・数量・氏名・住所・支払い方法など)をお客様自身に入力してもらえます。販売者の手を借りずに、情報が整った状態で届きます。
| 対応方法 | 1件あたりの対応時間目安 | ミスの発生しやすさ |
|---|---|---|
| DM対応(往復) | 10分以上 | 高い(転記・聞き忘れ) |
| Googleフォーム(別URL) | 5〜10分 | 中程度(URL遷移でも離脱あり) |
| LINE内注文フォーム | 1〜3分 | 低い(入力漏れを防止できる) |
フォームはお客様の手間を減らすだけでなく、販売者の対応コストも下げます。注文ミスが減ると、信頼の積み重ねにもつながるツールです。
【実践】LINE注文フォームの作り方|3つの導入ステップ

LINE公式アカウントと外部フォームを連携させる方法は、いくつかあります。ここでは、手順を3つのステップに分けて整理します。初めての方でも進めやすいよう、各ステップを具体的に解説します。
無料ツールと公式アカウントの連携手順
Googleフォームなどの無料ツールをLINE公式アカウントに連携させることで、コストをかけずに注文受付を始められます。

ステップ1:LINE公式アカウントを開設する
LINE公式アカウントは無料で開設でき、「LINEヤフーfor Business」サイトからLINE Business IDを作成し、SMS認証をおこなうのが一般的です。開設時にチェックすべき項目は以下のとおりです。
- アカウント名(屋号や店名)を正確に入力したか
- プロフィール画像を設定したか
- 業種カテゴリを正しく選択したか
- あいさつメッセージを設定したか
開設はすべての土台となる大事なステップです。一つひとつ確認しながら確実に進めましょう。
ステップ2:注文フォームを作成する
Googleフォームで注文項目を作成します。商品名・数量・サイズ・カラー・氏名・住所・連絡先など、注文に必要な項目を設定します。フォームが完成したら「送信」から共有リンクを取得しましょう。
ステップ3:LINEにフォームのリンクを設置する
取得したURLを、LINE公式アカウントの「リッチメニュー」または「メッセージ」に設置します。お客様がメニューをタップするとフォームが開く状態になります。
この方法の注意点は、フォームがLINEの外に開くことです。Googleフォームはあくまで外部サービスなので、LINEのトーク画面を離れることになります。そのため、一定数の離脱が発生する可能性があります。
使いやすい予約・注文項目設定のコツ
入力項目は「必要最低限」に絞ることで、フォームの完了率が上がります。「念のために聞いておこう」と項目を増やしがちですが、項目が多いほどお客様の負担が増え、途中離脱につながります。
| 項目 | 形式 | ポイント |
|---|---|---|
| 商品名・種類 | 選択式(プルダウン) | 自由入力にしないことでミスが減る |
| 数量 | 数値入力 or 選択式 | 上限を設けると在庫管理しやすい |
| サイズ・カラー | 選択式 | 選択肢をあらかじめ設定する |
| 氏名 | テキスト入力 | フリガナも別欄で取得しておくと安心 |
| 連絡先(電話・メール) | テキスト入力 | LINEの場合は任意にする場合も |
| 配送先住所 | テキスト入力 | 郵便番号から自動入力される設定も有効 |
| 備考・要望 | テキスト入力(任意) | 必須にしない |
公開前のチェックは、以下を参考にしてみてください。
- 選択式の項目をできるだけ増やす
- 自由入力の欄は備考のみに絞る
- 自分のスマートフォンで一通り入力してみる
- 入力しづらい箇所・わかりにくい箇所を修正してから公開する
リッチメニューにフォームを設置する方法
リッチメニューにフォームのボタンを設置すると、お客様が迷わずアクセスできます。LINE公式アカウントの「リッチメニュー」は、トーク画面の下部に常時表示されるメニューです。お客様がアカウントを開いた瞬間に目に入るため、案内せずともフォームへ誘導できます。
- LINE公式アカウント管理画面にログイン
- 「設定」または「メニュー」からリッチメニューを作成
- テンプレートを選び、ボタンの画像とテキストを設定
- アクションの種類で「URLを開く」を選び、フォームのURLを貼り付け
- 表示期間を設定して「公開」
ボタンのラベルは「ご注文はこちら」「注文フォームを開く」など、お客様が直感的に理解できる言葉にします。「詳しくはこちら」のような曖昧な表現は避けましょう。
リッチメニューは複数のボタンを設置可能です。「注文フォーム」「よくある質問」「お問い合わせ」など、目的に応じて分けて設置すると、お客様の行動を整理しやすくなります。
最短で成果を出すなら「Lineup」の活用がスムーズ

Googleフォームとの連携で注文受付の仕組みは作れます。ただし、決済・在庫管理・注文一覧の確認は別のツールで対応する必要があります。ここでは、これらをLINE内で一括して処理できるサービスを紹介します。
LINE公式アカウントに特化した拡張機能の魅力
LineupはLINE公式アカウント上にECサイトを作れるサービスで、初期費用0円から導入できます。お客様はLINEのトーク画面を離れることなく、最短2タップで商品の購入を完了できます。Googleフォームのように別のアプリやブラウザに切り替える必要がありません。
この「LINE内完結」の体験が、注文途中の離脱(いわゆるカゴ落ち)を減らす効果につながります。
| 機能 | 内容 |
|---|---|
| 商品・メニュー登録 | 画像、価格、在庫数を設定。CSV一括登録も可(プロプラン) |
| オンライン決済 | クレジットカード・PayPay・Paidyに対応 |
| 注文・顧客管理 | 受注状況をダッシュボードで確認。タグによる顧客分類も可能 |
| 販促自動化 | ステップ配信・自動カゴ落ちフォローなどのメッセージ自動化 |
| セグメント配信 | 購入履歴やアンケート回答に基づいた絞り込み配信 |
| 外部連携 | Shopifyとの商品・注文データ連携に対応 |
| 事務効率化 | インボイス対応の領収書発行・CSV一括発送連絡 |
料金は月額3,000円(税別)から利用可能で、初期費用は0円です(公式サイトで最新料金をご確認ください)。
一方で、現時点での制約も把握してから、導入を検討しましょう。
- 決済手段はクレジットカード・PayPay・Paidyの3種類(順次拡大中)
- プランごとに月間メッセージ送信数の上限があり、超過分は別料金
- LINE公式アカウントのガイドライン・規約に従って運用する必要がある
プロプランで「顧客を知る」仕組みまで整える
Lineupのプロプラン(月額10,000円・税込み)では、アンケート機能を使って顧客情報を取得し、一人ひとりに合ったメッセージ配信まで自動化できます。
| 項目 | スタンダードプラン | プロプラン |
|---|---|---|
| 月額固定費 | 3,000円(税込み) | 10,000円(税込み) |
| 目的 | 注文・決済・管理を整える | 顧客を深く知り、リピートにつなげる |
| 向いている段階 | 販売の仕組みをこれから作る | 運用が軌道に乗り、次の一手を打ちたい |

プロプランで追加される主な機能は、次のとおりです。
| 機能 | 内容 |
|---|---|
| アンケート機能 | 注文時に年齢・肌タイプ・悩みなどの属性情報を取得できる |
| 回答形式 | 選択式・記述式の両方に対応。目的に合わせて設計可能 |
| タグ付け | 回答内容に基づいて顧客を自動分類 |
| セグメント配信 | 特定のタグをもつ顧客だけにクーポン付きメッセージを配信 |
| CSV一括登録 | 商品数が多い場合でも一括で登録・管理できる |
スタンダードプランで運用が軌道に乗ってきたタイミングで、プロプランへの移行を検討するのがおすすめです。
注文から決済まで一気通貫で自動化する仕組み
Lineupを使うと、注文受付・決済・顧客フォローまでの流れが自動で動き、販売者の事務作業が大幅に減ります。LINEの標準機能だけで注文を管理する場合、次のような手作業が残ります。
- 注文内容をスプレッドシートに転記する
- 決済用のリンクを別途送る
- 入金確認後に手動でメッセージを送る
- 在庫の残数を手動で更新する
- 未購入のお客様に個別でフォローメッセージを送る
これらの作業は1件ずつは小さくても、注文が10件・20件と増えると対応が追いつかなくなります。Lineupを導入すると、この流れが変わります。

販売者が手を動かすのは、「商品を発送する」という実作業だけです。ハンドメイド販売・飲食店のテイクアウト予約・農産物の直販・スポーツスクールなどの予約受付まで、業種を問わず活用されています。
まずは機能の確認から
「自分のビジネスに合うかも」と思ったら、まずここから
実際にLINEフォームを活用して変わった運用事例
Lineupを導入した3つの事業者の事例を紹介します。業種も規模も異なりますが、「LINE内で注文が完結することで、本業に集中できる時間が増えた」という点は共通しています。
ケース1|益田農園(北海道富良野・ミニトマト・アスパラガス)

大阪から北海道富良野へ移住し、ミニトマトとアスパラガスの栽培をおこなっている益田農園。Lineup導入前は、友人・知人からの注文を銀行振込の個別対応で受けていました。
Lineupを選んだ理由として、「お客様が簡単に注文できる点」と「LINE公式アカウントに閉じた販売スタイルが自分たちの販売方法に合っていた」と話してくださいました。インスタグラムライブで集客をおこない、Lineupで注文・決済を完結させる流れを整えています。
ケース2|パンハサム イオンモールかほく店(石川県・韓国食品専門店)

実店舗に加えてネット通販を始めたかったものの、ECサイトやホームページを本格的に作るには費用がかかるという課題がありました。Lineupなら低コストでLINE上の販売を始められると判断し、導入を決めていただきました。

導入後は、管理画面の使いやすさと、実店舗でも利用者の多いPayPay決済をEC販売でも提供できる点を評価しています。InstagramのプロフィールやストーリーにLINEへのリンクを設置し、SNSからLINEショップへの誘導も整えています。
ケース3|発酵パン工房マルショウ(長野県松本市・自家製酵母パン)

長野県松本市で自家製酵母を使ったパンを販売する老舗パン屋。完全予約制・数量限定という販売スタイルに、Lineupを活用しています。商品の予約から購入まで、すべてLINEの中で完結する仕組みを整えており、電話・メール対応の手間なく受注できる体制になっています。
LINE注文フォーム導入前に知っておきたいメリットと注意点
フォームの設置は比較的簡単にできます。ただし、運用を続けるうえでおさえておきたいポイントもあります。ここでは、メリットと注意点を整理します。
少額予算でLINE注文を継続し、店舗の利益を安定させる運用の工夫
LINE公式アカウントの費用と外部ツールの料金をあらかじめ把握しておくことで、予算の見通しが立ちます。LINE公式アカウントの料金体系は以下のとおりです。
| プラン | 月額 | 無料メッセージ数 |
|---|---|---|
| コミュニケーションプラン(無料) | 0円 | 200通/月 |
| ライトプラン | 5,000円 | 5,000通/月 |
| スタンダードプラン | 15,000円 | 30,000通/月 |
注文受付だけに使う場合、最初は無料プランで始められます。友だち数が増え、メッセージ配信も活用したい段階でプランを見直しましょう。
Lineupの場合は月額3,000円(税別)から利用できます。LINE公式アカウントの無料プランと組み合わせれば、月3,000円台から注文・決済・管理の仕組みを整えられます。運用コストを下げる工夫として、次の点を参考にしてください。
- メッセージ配信は月に数回に絞り、無料枠の範囲で運用する
- 注文フォームはリッチメニューに設置し、都度案内するメッセージを減らす
- 季節やイベントに合わせたキャンペーン配信は、売上が見込める時期に限定する
注文トラブルを防ぐために必ず確認すべき管理上の注意点
フォームを設置したあとも定期的な確認が必要です。起きやすい問題と対処法を整理します。
| 問題 | 対処法 |
|---|---|
| 在庫切れ商品が表示されたまま | 週1回在庫状況を更新する |
| リッチメニューのリンクが切れる | URLを変更したら即日確認する |
| 注文通知メールが届かない | 通知設定を月1回テストする |
Lineupのような専用ツールを使う場合は、在庫数の自動管理や注文通知の設定が標準で備わっています。ツールが対応できる部分は自動化することで、確認作業の負担を減らせます。
また、お客様からの問い合わせに対応するための「よくある質問」ページや、注文の流れをまとめたメッセージをあらかじめ用意しておくと、トラブル時の対応がスムーズになります。
業種を問わず導入されています
似た業種の事例が参考になるかもしれません
LINE注文フォームを作成し、「注文DX」を成功させよう
LINE注文フォームは、DMでの注文対応を整理したい方にとって、取り組みやすい選択肢のひとつです。
- 無料ツールとの連携でコストをかけずに始められる
- リッチメニューに設置することで、自然な流れで誘導できる
- Lineupのような専用ツールで、注文から決済までLINE内で完結させられる
「完璧な仕組みを作ってから動く」より、まず小さく試してみる方が、現状に合った形が見えてきます。今の対応に少しでも手間を感じているなら、フォームの設置を試してみるところから始めてみてください。
下記ページから機能を確認できるので、導入するかどうかはそのあとで決めてください。DMの往復に使っていた時間を、製作や本業に戻すきっかけになれば十分です。
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