コラム

LINE公式アカウントでできること|無料の範囲・有料との違い・活用事例を解説

LINE公式アカウントでできることと無料の範囲や活用事例を解説する

LINE公式アカウントで何ができるのかを知りたい方へ。次のような悩みはありませんか。

  • 普通のLINEと何が違うのかわからない
  • 無料でどこまで使えるのか不安
  • 導入すると返信や配信の作業が増えそうで心配

この記事では、LINE公式アカウントの機能を経営課題ごとに整理し、無料と有料の判断基準、30日で始める方法、業種別の活用事例まで紹介します。

  • 配信・チャット・予約誘導など多くの機能を使える
  • 無料と有料の主な差は月間メッセージ通数
  • 注文・決済・在庫の一元管理には外部連携が必要
  • 経営課題に合う機能から選ぶと運用を続けやすい
  • 30日間の小さな運用から始めると失敗を抑えられる

LINE公式アカウントと個人LINEの違い

個人LINEとLINE公式アカウントの違いを比較する

送れる相手・使える機能・目的の違い

個人LINEは友人や家族とのコミュニケーションが中心です。LINE公式アカウントは、企業や店舗が友だちになったユーザーへ情報を届け、問い合わせへ対応するために設計されています。

比較項目個人LINELINE公式アカウント
送り方1対1・少人数グループ友だちへの一斉配信・個別チャット
主な機能テキスト・画像などの送受信配信・自動応答・クーポン・分析
目的個人間の連絡集客・販促・問い合わせ対応
管理個人の端末複数人の権限を設定可能
分析なし開封数・クリック数・友だち数など

個人LINEではできないことが標準機能として使える

  • 友だち全体または条件に合う人へのメッセージ配信
  • 営業時間外や特定キーワードへの自動応答
  • クーポン・ショップカードによる来店促進
  • 配信の開封数やリンククリック数の分析
  • 複数スタッフによる共同管理

個人LINEから切り替えると、担当者の休みや退職で対応が止まる問題や、顧客との履歴が個人端末だけに残る問題を防ぎやすくなります。

LINE公式アカウントの種類(未認証・認証済)とプレミアムIDの違い

区分特徴向いている状況
未認証アカウント審査なしで開設できるまず操作を試したい
認証済アカウント審査を通過し認証バッジが付く店舗・企業の信頼性や検索性を高めたい
プレミアムID希望する文字列をIDに設定する有料オプション店名やブランド名を覚えやすくしたい

未認証と認証済みで基本機能に大きな差はありません。認証済みでは審査を経て認証バッジが付与されます。

出典:LINEヤフー for Business|LINE公式アカウント アカウント種別(最終閲覧日2026年7月31日)

LINE公式アカウントでできること一覧

LINE公式アカウントは自社に合う機能から始められる

LINE公式アカウントは、友だち追加後の案内、一斉・絞り込み配信、個別対応、販促、分析までをまとめて運用できます。

公式案内では、メッセージ配信、チャット、ショップカード、クーポン、リッチメニュー、ステップ配信などが主要機能として紹介されています。

出典:LINEヤフー for Business|LINE公式アカウント(最終閲覧日2026年7月31日)

メッセージ配信で友だちへ情報を届ける

画像や動画を含むキャンペーン、メニュー、空き状況などを友だちへ届けられます。送りすぎはブロックの原因になるため、内容と頻度を先に決めましょう。

セグメント配信で友だちを絞って届ける

年代・地域・友だち追加からの経過日数などで対象を絞り、関係のある案内を届けます。配信通数も絞り込んだ人数分だけ数えられます。

比較一斉配信セグメント配信
対象すべての友だち条件に合う友だち
向く内容休業案内など全体のお知らせ地域限定・特定層向け企画
注意点無関係な配信はブロック要因絞りすぎると効果を測りにくい

あいさつメッセージとステップ配信で継続的に案内する

あいさつメッセージは友だち追加直後の店舗紹介、予約方法、初回特典に向きます。ステップ配信は追加からの日数などに応じ、サービス紹介やFAQを段階的に届けます。まずあいさつメッセージを整え、必要になってからステップ配信を加えると負担を抑えられます。

チャットと応答メッセージで問い合わせに対応する

営業時間・アクセス・料金など回答が決まった質問は応答メッセージ、予約変更・商品相談・クレームなど判断が必要な内容はチャットで対応します。定型対応と個別対応を分けると、返信作業を減らしながら対応品質を保てます。

リッチメニューから予約・商品ページへ誘導する

トーク画面下部へ固定表示し、予約ページ、商品ページ、問い合わせフォームなどへのボタンを設置できます。最初は「予約」と「問い合わせ」など、利用頻度が高い2つから始めましょう。

クーポンとショップカードで来店・再購入を促す

クーポンは初回来店や期間限定企画など最初の行動を後押しし、ショップカードは継続利用の動機を作ります。対象者・条件・期限を明確にし、値引きだけでなく追加サービスや限定情報も特典にできます。

リサーチと分析で顧客の反応を確認する

リサーチでは満足度や興味をアンケートで尋ね、分析では開封・クリック・友だち追加・ブロック・クーポン利用などを確認します。数値と顧客の声を組み合わせ、次の配信内容を決めましょう。

機能を増やす前に、解決したい経営課題を1つ決める

LINE公式アカウントは無料でどこまでできる?

LINE公式アカウントへお金をかける前に無料の範囲を確認する

無料プランでも基本機能の多くを利用できる

メッセージ配信、チャット、リッチメニュー、クーポン、ショップカードなどは無料プランでも使えます。料金プランで変わるのは、主に無料メッセージ通数と追加配信の可否です。

プラン月額(税別)無料通数追加配信
コミュニケーション0円200通不可
ライト5,000円5,000通不可
スタンダード15,000円30,000通可能

公式料金ページでは、3プランで利用できる機能に差はなく、無料メッセージ通数と追加配信可否が異なると案内されています。

出典:LINEヤフー for Business|LINE公式アカウント料金プラン(最終閲覧日2026年7月31日)

無料と有料の違いでよく混同されること

有料プランにすると注文・決済・在庫管理まで使えるわけではありません。これらを一体で管理するには、外部の予約・EC・CRMサービスなどとの連携が必要です。

月間配信通数は友だち数と配信回数から計算する

  • 友だち100人×月2回=200通
  • 友だち300人×月2回=600通
  • 友だち500人×月4回=2,000通

月間配信通数=配信対象者数×月間配信回数

有料プランへ切り替えるタイミングの目安

無料枠を継続して超えるときが目安です。ただし、先にクリック率と来店・購入への貢献を確認します。反応が低いまま通数だけ増やすより、内容を改善してから有料化するほうが投資効果を判断しやすくなります。

LINE公式アカウントの友だちを増やすためにできること

LINE公式アカウントの友だちを増やす導線を整える

店頭・名刺・チラシにQRコードを設置する

レジ横、名刺、チラシ、メニュー表など複数の場所へQRコードを置き、「読み取るだけで登録できます」と添えます。

WebサイトやInstagramから友だち追加へ誘導する

WebサイトやInstagramのプロフィールへ友だち追加リンクを掲載し、登録後に受け取れる情報や特典も一緒に伝えます。

友だち追加特典で登録するメリットを伝える

初回クーポン、限定情報、空席通知、新商品の先行案内など、登録する理由を具体的に示します。高額な値引きでなくても、役立つ情報は特典になります。

どの経路から登録されているかを確認して改善する

設置場所ごとに経路を分けて友だち追加数を確認し、成果が高い導線は残し、弱い導線は位置や案内文を見直します。

LINE公式アカウントを30日で始める方法

LINE公式アカウントを30日で運用開始する
LINE公式アカウントを4週間で始める30日ロードマップ

1週目|プロフィールと受け皿を整える

  • プロフィール文と画像を整える
  • あいさつメッセージを設定する
  • リッチメニューに予約・問い合わせを置く

自分で友だち追加し、表示とリンクを確認します。

2週目|店頭・SNS・ホームページから友だちを集める

  • 店頭と名刺にQRコードを置く
  • InstagramとWebサイトから誘導する
  • 友だち追加特典を用意する

3週目|最初のメッセージを配信する

役立つ情報を添え、予約・問い合わせ・クーポンなど行動導線は1つに絞ります。配信後は開封、クリック、問い合わせを確認します。

4週目|反応を確認して翌月の運用を見直す

開封、クリック、クーポン利用、問い合わせ、予約、ブロックのうち目的に合う指標を確認し、反応が弱い項目を1つだけ改善します。

30日ですべてを使わず、1つの成果を確認してから機能を増やす

経営課題別に見るLINE公式アカウントの活用方法

経営課題の原因を把握してLINE公式アカウントの対策を選ぶ
経営課題使う機能ねらい
新規接点友だち追加導線・特典入口を複数用意する
問い合わせ・予約応答・チャット・リッチメニュー窓口を一本化する
再来店・再購入クーポン・カード・配信思い出してもらう仕組みを作る
業務負担あいさつ・応答の自動化定型と個別対応を分ける

新規顧客との接点を増やす

店頭、Web、Instagram、名刺、チラシへ導線を置き、追加経路を分析して反応のよい場所へ集中します。

問い合わせ・予約対応を整理する

定型質問は応答メッセージ、個別相談はチャット、予約や料金表はリッチメニューへ分け、顧客が自分で必要な情報へ進める状態を作ります。

再来店・再購入を促す

来店後のクーポン、ショップカード、休眠顧客向け配信を使い、特典と役立つ情報を組み合わせて次の接点を作ります。

接客・販促業務の手間を減らす

営業時間や予約方法は自動化し、商品選び、クレーム、緊急性の高い相談は人が対応します。問い合わせ件数が多く、回答が変わりにくい業務から着手しましょう。

LINE公式アカウントのよくある失敗パターンと改善の進め方

友だちが増えても反応がない場合に見直す箇所

店舗側の告知だけに偏っていないか、役立つ情報があるか、冒頭で興味を引けているかを確認します。開封が低ければ時間帯や冒頭文、クリックが低ければ内容とリンク先を見直します。

クーポンを出しても来店につながらないときの対処

特典の魅力、利用条件、有効期限を確認します。条件は短く明確にし、店頭でもクーポンの存在と使い方を案内します。

ステップ配信を設定したのに開封されない場合の原因

追加直後の配信間隔が短すぎないか、毎回セールスになっていないか、冒頭文が伝わるかを確認し、反応が低いステップだけ間隔や内容を変えます。

LINE公式アカウント単体ではできないこと

LINE公式アカウント導入前に標準機能でできない範囲を確認する
LINE公式アカウント標準機能とLineupなど外部連携が必要な範囲の比較図

配信・チャット・販促は標準機能、注文・決済・在庫・購買連動は外部連携

商品注文・決済・在庫を一画面で管理できない

外部ECへの誘導はできますが、注文から決済、在庫の増減までを同じ管理画面で処理する標準機能はありません。

日本国内のLINE Payは2025年4月30日までに順次終了しました。決済には提供内容に合う外部サービスを選びます。

出典:LINEヤフー株式会社|日本国内における「LINE Pay」サービス終了に関するお知らせ(最終閲覧日2026年7月31日)

複雑な予約枠やスタッフ別管理には限界がある

予約ページへ誘導はできますが、スタッフ別メニューや細かな予約枠は専用システムで管理します。

購入履歴に応じたセグメント配信ができない

購入商品や購入時期に応じた再購入案内には、購買データを持つ外部サービスとの連携が必要です。

顧客情報・対応履歴の一元管理ができない

標準機能だけでは購入・対応・問い合わせ履歴を横断して管理しにくい一方、有料のCRMオプションや外部CRMで拡張できます。

外部サービス(Lineup)との連携でできること

Lineupとの外部連携でLINEの注文対応を一元化する

LINEから商品注文・決済へつなげる

Lineupと連携すると、LINEを起点に商品選択から決済までの購入導線をまとめ、注文内容と入金状況を管理できます。

注文・在庫・顧客情報をまとめて管理する

在庫、注文、顧客情報を一つの管理画面へ集約し、複数の台帳を照合する時間や確認漏れを減らします。

購入履歴を次回の販促に活用する

消耗品の再購入、リピーター限定クーポン、購入後のフォローなど、購入商品・時期・金額を条件に必要な人へ案内できます。

今すぐ導入を決める必要はありません

LINEで注文から管理まで整える方法を見る

まずは自分の事業に使えそうか確認しましょう

LINE公式アカウントの業種別活用事例

同じ業種のLINE公式アカウント活用事例から進め方を学ぶ

Flower Shopいなとめ様|LINEで注文・支払い・発送対応を効率化

千葉県松戸市のFlower Shopいなとめ店舗
Flower ShopいなとめがInstagramライブで花材を紹介する様子

発送先と支払いの確認を自動化し、導入前の3〜4倍の注文数へ対応できる体制を整えました。Instagramライブで紹介した花材をLINEで販売しています。

パンハサム様|LINE公式アカウントで情報配信とEC販売を両立

パンハサムがLINE上で韓国食品セットを販売する画面

情報配信と並行して韓国食品セットをLINE上で販売し、クレジットカードとPayPayに対応。Instagramからも購入ページへ案内しています。

発酵パン工房マルショウ様|LINEで商品の予約から購入まで完結

発酵パン工房マルショウがLINEでパンの予約と販売を案内する画面

完全予約制・数量限定の商品について、予約から購入までをLINEへまとめ、確認漏れや売り切れ後の問い合わせを減らしています。

活用事例からヒントが見つかるかもしれません

ほかのLineup活用事例を見る

見てみるだけで大丈夫です

LINE公式アカウントでできることに関するよくある質問

LINE公式アカウント導入前のよくある疑問を解消する

無料プランと有料プランで使える機能は変わりますか?

機能差はなく、主な違いは無料メッセージ通数と追加配信の可否です。

LINE公式アカウントだけで予約を受け付けられますか?

予約ページへ誘導できますが、予約枠の管理には外部の予約システムを使います。

LINE公式アカウントだけで注文と決済まで完結できますか?

標準機能単体では完結しません。外部決済ページへの誘導または外部サービスとの連携が必要です。

リッチメニューから予約サイトや商品ページへ誘導できますか?

できます。ボタンごとに外部ページのリンクを設定できます。

個人事業主でも開設できますか?

開設できます。未認証アカウントは個人・法人を問わず取得できます。

複数のスタッフで管理できますか?

複数スタッフへ管理権限を付与し、担当に応じて権限を分けられます。

友だちにブロックされたらわかりますか?

誰がブロックしたかはわかりませんが、分析画面でブロック数の推移を確認できます。

LINE公式アカウントは必要な機能から小さく使い始めよう

LINE公式アカウントは、配信・チャット・予約誘導・再来店促進まで幅広く使えます。無料プランで必要な機能を試し、友だち数と配信回数が増えたら有料化を検討します。注文・決済・在庫の一体管理が必要になった段階で外部サービスを組み合わせましょう。

必要な機能を1つ選び、30日運用してから次へ進む

まずは使えそうか確認するだけでも大丈夫です

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会社名
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所在地
住所:〒104-0061 東京都中央区銀座1丁目12番4号N&E・BLD.7階
電話番号
050-3700-7680
メールアドレス
cs(a)lineup.co.jp
主な事業内容
EC事業者向け決済ソフトの運営開発
Webシステムの受託開発、コンサルティング
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